はじめに

このドキュメントは、ハイラブル株式会社の提供する製品群を操作するための SDK のドキュメントです。 対応している製品は次の2つです。

  • Hylable Discussion

  • Bamiel

クイックスタート

アカウント情報の設定

Hylable SDK の利用に必要な情報は次の4つです。

  • organization: 組織名

  • username: ユーザー名

  • password: パスワード

  • client_id: SDK 提供時に設定される ID

これらの情報は、設定ファイルに保存します。

以下の設定ファイルをテキストで作成して $HOME/.hylable/config に保存します。

[default]
organization = 組織名
username = ユーザー名
password = パスワード
client_id = クライアントID

なお、[] に入れるプロフィール名を変えることで複数の認証情報を保存することもできます。 このプロフィール名は、クライアントオブジェクト (例: HDClient) の作成時に指定します。

また、環境変数 HYLABLE_CONFIG_PATH が設定されていれば、config ファイルの読み込み先を指定できます。

プログラムの作成 (Hylable Discussion)

次のサンプルプログラムは、コース名とそのID、そしてそのコースに保存されているディスカッションの数を 一覧表示するプログラムです。

import hylable

client = hylable.HDClient(profile_name="default")
# profile_name が "default" の場合は省略可能

for course in client.get_courses():
    discussions = client.get_discussions(course.id)
    print(f"{course.name} [{course.id}] {len(discussions)}")

プログラムの作成 (Bamiel)

次のサンプルプログラムは、すべてのフィールドの名前とID、定義されているエリアの数を表示するプログラムです

import hylable

client = hylable.BamielClient(profile_name="default")
# profile_name が "default" の場合は省略可能

for field in client.get_fields():
    print(f"[{field.id}] ({len(field.areas):-4d}) {field.name}")